総務課員のひとりごと

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社会保険は分かりにくい。

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自分が会社の福利厚生の担当者だからアル程度分かっているかもしれませんが、社会保障制度は難しく設計されています。(はっきり言って分かりにくい)

<もらう側の立場>
これらは申請主義に基づいていますので、本人が申請しないともらえません。(失業保険も年金も)
当然のことながら、本人が知っていることが前提です。制度を良く知らない本人が困るのです。
国はPRしているというのでしょうが、ほんとに制度が分かりにくいですし、手続きも煩雑です。

さらに職安(ハローワーク)は求職者であふれ返っていて、ちょっと行ったところで、なかなか手続きが進まない。
失業保険の振込先の通帳と印鑑を持っていくことも必要ですが、忘れるとまた出直しになる。
(離職証明書・離職票の裏がわに細かい文字で必要手続きについて説明が書かれている。ここをよく読まないといけない)

<徴収する側の立場>
税金の類はほっといても、地方税所得税・健康保険税(国民健康保険税)などしっかり追っかけてきます。

会社辞めても、地方税を払わなきゃいけないなんて、対外のひとは知らない。
前年度の年収に基づいて、1年間税金が追っかけてきます。収入はないのに税金だけ払う羽目になります。
ですから、会社を辞めるなら1年ぐらいは何も収入が無くても暮らしていけるだけの蓄えが必要なんでしょうね。