総務課員のひとりごと

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少子化?我が家は子沢山。三人の親になってみて。

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我が家は三人の子供がいます。
現代風に言えば、子沢山ってところでしょうか?

私自身は、二人兄弟(上に姉なので姉弟)で、妻も同じ二人兄弟(下に妹がいるので正確には姉妹)でした。

ですので、家の中に三人子供がいるという状況は、自分の子供たちが三人になって始めて体験することです。

二人だけの関係よりも当然のことながら三人の関係の方が複雑で、面白いことが起きます。

自分も三人兄弟だっらどんなんだったんだろう?

自分自身は、弟なのに長男なんで甘えん坊なのに、男らしく振舞うってことが多かったです。(実際に、わがままし放題で、なんでも言うことを聞いてもらっていました。欲しいものは何でも買ってもらって、いつも当たらしおもちゃに囲まれていました。)

実際に下に妹や弟がいれば、小さいころは下の子に手がかかり、親はそんなにべったりとは面倒をみてくれなかっただろうな。(今、私の息子(真ん中の長男)は末娘ばかりでなく、もっと自分をかまって欲しいと文句を言ってきます)

兄弟が多いってことは、個性や年齢の違う他人と接する中で、子供たちの経験値が上がることにつながっているように感じます。

親の立場から見ると兄弟が多いっていうのは、こんなに楽しいものだとは知りませんでした。

自分自身で子供を持つまでは、「親になる」という実感が分かりませんでした。
一人一人個性があって兄弟でも性格は違うし、行動パターンも違います。見ていて本当に面白いです。
今は、この三人の子供と過ごすなかで、本当に子供に育ててもらっていると感じています。

少子化社会っていうと、社会が縮小していくとか経済成長がどうのとかマクロな話ばかりで、イメージし辛いですね。

私の実感からすれば、「子供を持てない社会」または「子供が持たない社会」とは、親として人間の成長する場面を十分に体験できない社会になっているともいえるのではないでしょうか。


大人になると急に成長が止まるように感じる時もありますが、子供の成長を見ると、自分の経験値も知らぬ間に上がっているように感じます。


大人が大人の責任を果たせない社会、いくら経済的に成長していても、「社会として成熟していない」そう感じる時もあります。(今は大人の顔をしたこどものエゴとエゴがむき出しな、「お子ちゃま」社会なのかもしれませんね)

少子化の前に、晩婚化や未婚率の問題が言われます。

結婚しても男性・女性ともに働く社会といわれますが、現実に共働きをしていますが、いろいろな制度があるとはいえ決して「共働き世帯」が当たり前に過ごせるような社会制度になっているとは思えません。

ここら辺のことはまたの機会に。