新卒採用、インターンシップって効果あるの?
9月だっだので、もう2ヶ月ちょっと前のことですが、
私の会社も数年ぶりにインターンシップを実施しました。
今の学生はいい時代に就職活動ができますね。
私が就職した当時(平成2年)にはそんな制度はありませんでした。
昨年は11月コロに実施するってことで、募集をしたのですが、
全く参加はありませんでした。
今年参加した学生に聞くと、
「夏休みとかじゃなきゃ参加しませんよ」
と言われました。
ついつい企業の理屈でスケジューリングをしてしったのですが、
学生も授業を抜け出して参加することはできないんですね。
当たり前ですが、授業があるときにインターンシップ行ってしまえば、
その授業の単位が取れないって事態も発生するわけで、
「卒業」にかかわるわけですね。
そんなインターンシップですが、
学生から見ると「生の会社」
に触れられる絶好の機会ですよね。
会社説明会とかは、時間的に短いこともアリ、
「会社の良いところ」ばかりをプレゼンしがちです。
会社で一緒に働いて見ると、
こんなことしているんだと、「実際のイメージ」とは違うこと
もはっきりします。
そして、自分が思っていたのと同じことも確認できます。
(今回参加した方は、大体イメージどおりだったようです)
結局、そこで「何を体験するか」「何を持ち帰るか」は
参加した学生、本人次第ですね。
どんな「目的」「目標」で参加して「何を得よう」としているのかを
はっきりさせていれば、自ずとそこから得られる成果は決るのでしょう。
会社がすべきことは、どれだけ「素の会社」
を知ってもらえるようにできるか。
そのためには、日ごろから会社の風通しをよくして、
「学生を受け入れ易い」状態を作っておくことが必要なのでしょうね。
インターンシップも受け入れてくれる職場がないと成立しません。
仕事が忙しいさなかに受けれてくれることを考えると、
受け入れ職場の努力があってこそのインターンシップ
だと思います。
会社からするとインターンシップも広い意味での
社会貢献活動でしょうか。
すぐの成果は期待しづらいですが、地道な活動で
口コミ効果を期待したいですね。
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今年の採用戦線は学生さんが企業を選びまくりで、苦労しました。私が勤める会社は規模的には中堅クラスの会社なので、大手が採用を増やすと、途端に影響を受けます。
また、半導体はあまり人気がないのか元々あまり人が集まりません。
そして、理系でも電気・電子は学生もそんなに多くないので、各企業で争奪戦でした。今の理系学生も自由応募で色々な会社を受けまくるので、なかなか採用人数を確保するのに苦労します。
知名度もなく、地方にある企業は人を集めるのには苦労しますね。