総務課員のひとりごと

ラグジュアリーマイラー総務課員のひとりごとよろしくお願いします。

受験生の心の休ませ方

私は企業で人事担当をしています。採用の担当をしていますので最近の若者についても感心があります。

この本は受験生を持った親に対して書かれているんですが、子供達がどういうところでつまづいて、どう乗り越えたらよいのかケースをたどりながら書かれています。

第一章に「問題も納得も自分の中にある」という項目があります。「何のために生きているのか分からない」という悩み、この原因には、欲張りと自分に不誠実に生きてきたことと著者は言っています。私達は失敗やできない原因を社会のせいや他人のせいにしてしまいます。本当は自分の中に原因があることもいっぱいあります。人のせいにしたりするのは楽です。

実際、大学はどこの大学に行くかが大事ではなく、専門が何かもたいした問題ではないです。確かにそのとおりで、半導体の設計など先端の仕事になればなるほど理系の大学を出たからといって即戦力になるような人材は皆無なのが現実です。たかが4年間大学で半導体の勉強したくらいでその道の専門家にはなれません。だから大学時代の、その4年間の間に何をしたきたかが大切なんですね。大いに悩み、自分で考えるそのことが人間を成長させます。
結局、最後は人間力が問われるんですから。

自分を好きになる。大切なメッセージだと思います。

受験生を持つ親に限らず、大人一般が読んでためになると私は思います。

そして、読みなさい!


受験生の心の休ませ方 (YA心の友だちシリーズ)

受験生の心の休ませ方
心の友だち
加藤諦三/著
単行本(ソフトカバー): 160ページ
出版社: PHP研究所 (2008/6/27)
ISBN-10: 4569687881
ISBN-13: 978-4569687889
発売日: 2008/6/27
商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.8 cm

[要旨]
受験や進路の不安、親や自分へのいら立ち…。人気心理学者が、自らの青春日記とともに受験生の苦しみをほぐします。中学生から。

[目次]
第1章 進路に悩むとき(偽りの責任感を捨てる;好きなものを探して ほか);第2章 十代の苦しみが活きるとき(ピンポイント方式で「ねばならない」から抜け出す;「もっと」の前に「今」を全力で ほか);第3章 落ちこんでいる今から出発しよう(不満の原因は何か?;「楽しめる力」を持つために ほか);第4章 悩まない人生なんてありえない(幸せになるために、幸せにするために;病の効能 ほか);第5章 自分を守るための約束(「泣きたい気分」の乗り越え方;運命を受け入れる ほか)

[出版社商品紹介]
勉強に集中できない、ひきこもりたい、親とのコミュニケーション不足、進路の不安…。受験のストレスをどう乗り越えるかをアドバイス

■著者紹介 

加藤 諦三 (カトウ タイゾウ)       
1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学準研究員をつとめる。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所準研究員、日本精神衛生学会理事、産業カウンセリング学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


受験生の心の休ませ方



コミックホームレス中学生(続)


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