爆笑小説 京大芸人 読みました。
ロザンの菅くんが書いた、「京大芸人」を読んじゃいました。
一時間でさらりと読めましたが、これは受験本でもあり、
芸人をめざす優等生達の青春日記でもあります。
京大の法学部を卒業した人と大阪府立大の経済学部を
卒業した、いわゆるインテリといわれる部類の人たち。
なぜこの人たちが芸人を目指す必要があるのかと
思いましたが、芸人になるために京大に行ったと
なればそれはそれですごい人生といえるな。
芸人になるための早道は、現代であればＮＳＣなどの
芸人養成校に通うことで実力をつけるっていうのが、
普通の方法であることもこの本では教えてくれます。
師匠についてたたき上げの芸人っていうのは、現代の
スタイルではないんですね。
なのでオーディションを受けて芸人を目指すロザン
でも頭が良くても簡単に受からないのが芸人の世界
笑わせるための技術は一朝一夕では身に付かない。
宇治原くんはＱさまとか平成教育予備校とか、
クイズ番組で見ていて本当に頭がいい。
ただ、何もせずに頭がよくなったわけではなく、
京大現役合格1年計画という戦略をもって望み
それを叶えるだけの行動力を持っていることが
現在の人気を支えていると思いますよ。
本当に宇治原くんの勉強法は常人では不安に
なって、きっと1年やり続けられないと思います。
肝心の勉強法は、実際に本を読んで確認してください。
さわりを以下に、
最初は暗記に集中
4月ー6月は問題を解かずにひたすら暗記。
本を読むだけ。それもぶつぶつしゃべりながら何度も
教科書を読むことだけをする。
英語で言うところのディクテイションをどの教科でも
やって本に書いてある内容を覚えてしまうというもの。
英語は単語は覚えずに、文章を何度も暗記する。
非常に効率のよい英語勉強法です。
数学も教科書を何度も読んで基本問題の解き方を
覚えてしまう。
数学も暗記科目って聞いたことありますが、これを
実践していたんですよね。
『京大芸人』
著者：菅広文（ロザン）
発売日：2008年10月 30日（木）
定価：1470円（税込）
ISBN：978-4-06-215018-7
発行：講談社
第１章 「高性能勉強ロボ」との出会い
第２章 芸人なれへん？
第３章 宇治原独自の勉強法
第４章 夏期講習とゴールドカード
第５章 マークシート必勝法
第６章 センター試験で壊れたロボ
第７章 京大合格、サクラサク
第８章 浪人生になった僕
第９章 怖そうなおっさんと不思議な６畳間
第10章 友達からコンビへ
菅広文（すが・ひろふみ）
1976年10月29日、大阪府高石市生まれ。大阪府立大学経済学部中退。1996年８月、高校時代の友人である宇治原史規（京都大学法学部卒業）と「ロザン」（よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属）を結成。
