総務課員のひとりごと

ラグジュアリーマイラー総務課員のひとりごとよろしくお願いします。

経営環境が厳しい時に、総務部門の果たすべき役割は何か。


九州、熊本に来て1ヶ月が経ちました。

やっている仕事は総務、人事の仕事なんで、基本的に前やっていた内容と変わりません。
(「総務課員のひとりごと」ですが、今は総務部員です)

どちらかというと人事、労政畑の仕事の色が強いのですが、社会保険とか庶務的なことも
担当しているので、なんとかやれていると思います。
(周りから見るとちょっと物足りないかもしれませんが)

今度の会社は、結構メンツが揃っていて、ベテランの総合職が多く、頼りになります。
(私自身は、今の会社の制度を全く理解していないので、日々勉強中です)


自分の担当分野以外のことが、いままでの設計会社のルールから、製造会社のルールに
変わっていて、そこに戸惑いがあります。


今の会社では、短いスパンで、全般的に細かいデータを求められ、それを追い続けています。
ここが製造会社、特に半導体の後工程会社の特徴のようです。


製造会社は、生産工程としては最終段階であり、上流の開発工程や製造前工程の
影響を受け、スケジュール的にもかなり厳しさがあるというのが実感です。


円高の影響と日本製造業(特に電機メーカー)の衰退の影響をもろに受けている
半導体業界ですので、当初予定していたものが全く計画と違うってことが起きて
います。


それでも、工場内の人員、設備を正しくオペレーションしていくのが必要であり、
与えられた資源を有効に活用して、利益を上げていくことを求められています。


そんな中で、我々、総務部門が何が出来るのか、どう経営に貢献ができるのか。
厳しい状況であればこそ、その真価が問われている、そう思う今日このごろです。


やはり、やるべきことの第一は、仕事の見直しです。

 とことんまで、経費を削ぎ落としているのですが、今一度、本当にこれが必要か
 そういう目で、一つ一つの物事を検証していくことが必要です。

 特に、金額の大きいものは、今までのやり方が当たり前というケースが多いです。
 それをやめたらいくら削減できるのか。ゼロベースで考えることが必要です。

 また、単に止めるだけでなく、別の方法ややり方がないのか、お金が無いときだから
 こそ、知恵をだしていくことが必要です。


そして、やるべきことの第二は、コミュ二ケーションです。

 どうしても、景気が悪くなると、仕事も増えて、人も少なくなって、コミュニケーション
 が悪くなります。

 そういう時に、メンバーがちゃんと仕事ができるようにしていかないといけません。

 私自身、目先の忙しさに追われて、コミュニケーションが足りなくなることが多いのです
 が、やはり肝心なところで手を抜くと、後で痛い目に会います。

 特に、ミドルマネージャーは、上、横、下とのコミュニケーションの接着剤です。
 そういう役割を果たしていくことが求められています。

 仕事をうまく回していくためにも、関係者が部門の課題をビジブル化して、共有していく
 ことが大切です。

 仕事は決して一人でできるものではなく、チームでやるということを関係者が皆で確認を
 していくことを心がけたいと思います。


そして、やるべきことの第三は、自己研鑽です。

 結果はすぐには出ませんが、日々漫然と仕事に追われるばかりでなく、新しい知識、やり方、
 考え方を学んでいくことが必要です。

 過去の成功体験にあぐらをかいていては、次のチャンスに乗り遅れます。

 我々総務部門は少数となっても、常に精鋭でなければ経営に貢献しいくことはできません。

 私自身は、提案力の無さを感じています。

 問題の整理の仕方、まとめ方、提案の仕方を磨いて、少しでも経営に貢献をしていきたいと
 思っています。

 


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