この時期の総務業務の年末調整に想うこと
今年も残るところあと1か月になりました。
この時期の総務の年中行事としては、年末調整ですね。
給与担当者であれば、この仕事から逃れることはできません。
今年は、マイナンバー制度が1月から始まることから、どうなるのか心配をしていました。
しかし、マイナンバーは1月1日以降の分から適用とのことで、現在はまだマイナンバーに関する業務はしていません。
昨日、熊本の友人と会った時には、その会社では全国の社員10万人分の年末調整をしているといっていました。
私のところは1000人未満なので、全く規模感が違うなと思いましたね。
年末調整業務でのポイントといえば、
特に、添付書類の確認作業が年末調整業務の肝になります。
扶養控除であれば、配偶者が年収制限103万円を超えていないか。
保険料控除だと、生命保険が新制度・旧制度で控除額が違っています。
記入している保険の種類がどれに該当しているのかをチェックする必要があります。
本人が申告してきているものも、エビデンスがないと認めることはできませんから。
そして、新人総務課員にちょっと難しめなのが、住宅取得控除です。
住宅取得控除は、1年目は確定申告をした人が、2年目以降は年末調整で源泉徴収できるものです。
サラリーマンにとっては、いちいち確定申告をしなくてよいのでありがたい制度です。
ところが、出てきたものをチェックする方としては、住宅の取得年度によって控除額が違うことが難しいです。
最初にその書類を見たときには、何をチェックするれば良いのか、さっぱりわからなかった記憶があります。
出てきた書類をよく見て、適用する控除額を確認して、それを計算していくことこれが必要な作業になります。
とはいえ、12月の給与で、年末調整で戻ってくる分がある人にとっては、楽しい12月ともいえるでしょう。
初冬の折、くれぐれもご自愛のほど。
みなさま、応援よろしくお願いします。
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