九州電力の企業への17%値上げ要求、もう企業努力だけで乗り越えられんな
これは、原発停止に伴う化石燃料の利用増加に伴うコスト増が主な要因である。
昨夜の九州地区のNHKの特集番組を見ていた。
九州の鋳物業界。
使う電気代が半端ない。
一般家庭で使う電気代 500キロアワーとして、ある鋳物工場では1時間でその電気を使うのだ。
個人なら月200円程度の値上げも、その企業では月200万円の値上げになる。
九州の鋳物工業会の会長は、個社の経営のみを考えれば、原発再稼働はやむなしとなるもの、
被災地の問題、原爆被災地の長崎の感情を配慮すれば、現在停止している原発の安全性の確認なしに、
単純な再稼働はありえないとのことだった。
現在の経済状況を考えると、私は原発再稼働は必須と考えている。
それは、経済状態を良くすることなしに、我々の家庭生活の安定もありえないからだ。
一方、福島原発のみならず、原発の安全性の確保は稼動の前提条件である点については異論ない。
原発の再稼働にあたって、安全性の確保に関しては、遅々として進まない。
これは、被災地の復興が進んでいないのと同じように、単純に解決されない問題なのか。
だれが責任も持って、いつまでにやるのか。
電力の安定供給という公共インフラについては、政府が責任を持って対応をしてほしい。
東京出身の私の故郷は、親が青春時代を過ごした福島県なのだ。
子供を連れて安心をして墓参りをしたい。
そして、東北の復興なくして、日本の復興なし。