総務課員のひとりごと

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メンタルヘルス講習会に参加しましたよ!

メンタルヘルス講習会に参加しましたよ!

先日、会社のメンタルヘルス講習会に参加しました。

参加者でディスカッションしながら、なぜメンタル不全が起こるのかを検討しました。

7、8人で一グループで自分で考えた問題点を話し合います。

組織的な問題もあれば、個人的な問題もあります。

仕事量が多すぎる、仕事内容が高度化し複雑化していて職場に余裕がないって、頭痛いですね。

個人の能力でどうにかできることの限界を超えているのかもしれません。

そうなると組織としての能力を向上させるしかないのかと最近思う今日この頃です。


なにより一人で考えるよりも色々な職場の実態が聞けて参考になりました。


そして社外のメンタルヘルス研修に参加してきました。

EAPを提供する会社が主催する弁護士、社会保険労務士の講演を聞きました。

企業に課せられる安全配慮義務は大変重いです。


過労自殺で有名になった、電通事件を取り上げていました。

あの当時は、過労自殺が労災になることは想定されていませんでした。

民法709条の不法行為では、請求事項は3年間。しかも立証責任は被害者側(この場合は遺族)にあります。

しかしながら、安全配慮義務なら債務不履行として、請求事項は10年間。しかも立証責任は、加害者(この場合は会社と上司)にあります。

この事件をきっかけに、「ストレス脆弱性理論」が過労死と労災との関係について採用されていきます。

<ストレス脆弱性理論>
環境からくるストレスと個体側の反応性、脆弱性との関係で精神的破綻が生じるかどうかが決まるという考え方で、ストレスが非常に強ければ、個体側の脆弱性が小さくても精神障害が起こるし、逆に脆弱性が大きければ、ストレスが小さくても破綻が生ずるとされる。

労災は本来、仕事で怪我や病気になった場合に適用されるもの。

過重な仕事がストレスの原因でそれが原因でうつ病を発症し、自殺したことは、仕事によるものである。すなわち、業務起因性があるとの判断になるというもの。



最近は、パワハラで訴えられるケースも出てきているそうです。

本来、上司が指導することは仕事の大事な部分を占めています。それがやりづらくなっています。

前はセクハラが流行ってましたね。

「○○ハラスメント」が大流行。



元々は常識の範囲で解決されてきた問題が、法律問題になってきているってことがやっかいですよね。


法律問題になると、専門家の出番となってきます。

そうなる前に何とか食い止めることが、総務課員の仕事でしょうね。


労働災害や損害賠償への対応というリスク管理だけじゃなく、優秀な人材を確保するために、職場の環境整備がさらに必要だと感じました。

いい職場にしていきましょう。

ちゅん☆



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職場の人間関係がぎすぎすしていませんか?」にトラックバックしています。

職場の人間関係がぎすぎすしていると、仕事ってうまくいきませんよね。

私の職場も会社分割、合併をしていて企業文化が違う人達の集まりとなって、人間関係が難しいです。

長年一緒に働いている人とは「あうんの呼吸」というのか、必要以上に説明が要らないんです。
しかしながら、関係が浅い人達には事細かにこちらの意図していることを説明しないとなかなか伝わりません。

最初っから相手のことは分かりません。
こまめにコミュニケーションをとって相手がどんな性格か、考え方の特徴を知っていくことも大切ですね。

また、相手のことが得意でなくても、こちらから嫌わないことも大切かもしれないですね。

どーしても苦手な相手とは接点を持ちたくないものですが、それが職場の同僚となるとそーもいきません。

相手に期待するよりも自ら行動してみる。
そんな心の持ち方も必要ですよね。



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