総務課員のひとりごと

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過去の思い出(剣道)

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先日深夜、テレビを消そうとしたら、永平寺の104歳のご住職の様子を撮影した番組(再放送)が流れていたので、寝ぼけ眼で結局最後まで見てしまった。
今も毎日の座禅を欠かさず続けておられるそうだ。

しばらく忘れていた感覚を思い出した。
小学校高学年の2年間、毎日曜日の早朝、座禅をしにお寺に通っていた。
子どもだから禅の本質なんてわかっちゃいなかったけれど(今もわかっちゃいないけれど)、ただ静かに、何も考えずに座る・・・その心地よさは確かに感じていた。
いろいろと悩みや傷を抱えていた時期だったのだけれど「心を無にする」こと自体が大きな癒しになっていたように思う。

「口からゆっくりと細く長い息を吐き出し、それに意識を集中させている間は、頭の中は空っぽになるものです。」
昔、そう教えてもらったことを思い出した。

何か悩みや問題があると、ついつい理屈で考え、頭で納得しようとしてしまう今の自分。
まずは、大きな深呼吸からはじめてみよう。


かつて自分が「剣道」をしていたことをこの記事を読んで思い出した。
現在まで習い事らしいものを一切やってこなかったのだが、小学校時代に友達に誘われて「剣道」をかじった。
中学校の体育館で行われる剣道は小学生の自分にとっては、見慣れる大人とのちょっとした接点であった。
また、今に思うと自分を日本人と感じさせる「武道」との遭遇だったのかもしれない。
結局、自分は卓球の方に興味があり、それ以降剣道と接したのは高校の授業ぐらいであったが、基本を教えてもらったことは何かしら残っているよう気がする。

剣道も座禅をする。
相手と礼をする。
緊張感。
間合い。
一瞬の緊迫感。
結局は相手との戦いではなく、自分との戦い。

精神を鍛えるためには、肉体も鍛えねばならない。
心と体は別々でなく一体のものなのだ。

日本的なものを大事にしていきたい。