仮面ライダーダブル 第33話「Yの悲劇/きのうを探す女」
今回の翔太郎は依頼人の女性にメロメロです。
この女性が探しているのは、「きのう」って名前の猫らしい。
いつもは猫探しなんて相手にしない翔太郎の変貌振りに
ちょっと焼餅を焼く中学生所長 亜樹子。
しかも、関与した人々を昨日に連れ戻して、殺害している。
そのターゲットが実は、翔太郎になっていて、園咲のお姉さま
の講演会をぶっ潰すってもの。
ドーパントに操られた翔太郎は、本当にどうしちまったんだって
お話でした。
冴子さまを狙うなんて、ホント身の程知らずだと思うんですが
実際に計画しているとことがすごい。
翔太郎はこの手の女性に弱いのか?
マジシャンのリリィと今回の依頼人の夕子って似ているかな。
夕子の正体は霧彦の妹・須藤雪絵でイエスタデイ・ドーパントね。
霧彦さんの久々の登場、そして狙われる冴子様。
翔太郎は夕子さんを相手に、すっかり調子が狂っているが、
エクストリームで撃破する?ってところで次回に。
それは次回の講釈で。
満を持していざ光臨。
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あらすじ
夕子(平田薫)と名乗る女性が“きのう”という猫を探して欲しい、と鳴海探偵事務所へとやってきた。魅力的な夕子に安請け合いする翔太郎(桐山漣)。費用を取りっぱぐれては大変、とばかり亜樹子(山本ひかる)も加わり、3人で猫探しを開始する。
“きのう”がいなくなったのは風都ホールの近く。そのホールでは冴子(生井亜実)が講演会を行うらしくポスターが貼られていた。夕子はなぜかそのポスターを凝視しているが、翔太郎が声をかけるとふうとくんがかわいい、という。ふうとくん…。風都を愛し、ふうとくんというキャラクターを考案したのは、今は亡き冴子の夫・霧彦(君沢ユウキ)だった。翔太郎もそんな霧彦を思いだし神妙になってしまう。
夕子が“きのう”らしき影を発見した。翔太郎は探しに行った夕子と反対方向から“きのう”を追いつめることに。が、そのとき風都ホールの屋上にドーパントの姿が。猫探しはひとまずお預け。翔太郎はフィリップ(菅田将暉)に声をかけ、W(ダブル)に変身する。
休館日で誰もいないホールの中へと戦いの場を移す両者。そのときドーパントの一撃がW(ダブル)の胸を直撃した。幸い大したダメージを受けなかった翔太郎は、舞台上にいるドーパントに必殺技を見舞うが、間一髪逃げられてしまった。
変身を解除し外へ出ると夕子が“きのう”を抱いていた。どうやら無事見つかったらしい。どこか名残惜しい翔太郎で…。
翌日、翔太郎がおかしな行動をとり始めた。よく見ると、夕子が相談に来た昨日の行動とまったく同じことをしている。声をかけてもまるで暗示がかかったように昨日と同じことを繰り返す翔太郎。ついには風都ホールまで行き、W(ダブル)に変身してしまう。
冴子の講演会が行われている風都ホールの中へ入り、一人暴れるW(ダブル)。フィリップが止めようにもなかなかうまくいかない。実はドーパントの正体はイエスタデイ・ドーパント。昨日受けた一撃で同じことを繰り返すようになってしまったらしい。
このままでは舞台上の冴子に必殺技が…。冴子の暗殺がイエスタデイ・ドーパントの狙い?駆けつけた竜(木ノ本嶺浩)がアクセルに変身、なんとか最悪の結果を免れると、フィリップはエクストリームに変身。翔太郎を暗示から解放する。
ホッとしたのもつかの間。またもイエスタデイ・ドーパントが現れた。実はドーパントの正体は夕子、しかも夕子は本名ではなく須藤雪絵…、霧彦の実の妹だった。
Wに冴子を狙わせたのは兄・霧彦の復讐か。
しかし、変身を解除した雪絵は兄のスカーフを手に高らかに笑う。
「この力で私はミュージアムの幹部になるの」。
どうやら復讐が目的ではないらしい。雪絵は再びドーパントに変身。Wサイクロンジョーカーエクストリームは一気に襲いかかるのだが…。
脚本:中島かずき
監督:石田秀範
アクション監督:宮崎剛
(ジャパンアクションエンタープライズ)
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